2015-03-11_131324

私は23歳の時、社会性不安障害(SAD)にかかりました。症状が発覚したのは、大学を卒業して、とある会社に就職した時。また仕事を始めたばかりだし、何とか続けようとしたものの。2か月半という短い期間で退職することになりました。

 

それから半月ほど休養を取り、正社員求人を探すものの、社会人経験がほとんどない私には、応募できる自信がありませんでした。なので、まずはアルバイト求人から探し、少しずつ仕事に慣れていこうと思っていたのです。

 

でも、なかなかうまくいきませんでした。社会性不安障害(SAD)という病を公表して、雇ってくれるところなんてあるのか。また、この病気を隠したところで働ける場所はあるのか。そんな不安から、私は自殺願望を抱くようになりました。

 

コンビニに置いてあるドナーカードに自分の名前を書き、臓器提供者になることくらいしか、社会性不安障害(SAD)の私にはできることはない。生きていても家族の負担になるだけだから、遺書を残して死のう。そんな自殺願望を抱いて、半年ほどたって。何とかアルバイト面接に行けるようになりました。

 

ところが、行く先々で面接を断られ続け、自殺願望は益々強まっていきます。カッターで手首を切ろうとしたけれど、傷一つつけられなかった。お風呂場で自分の首をタオルで絞めたけど、苦しくなって解いてしまった。

 

それでも、自殺願望は消えませんでした。社会性不安障害(SAD)という病を抱えて、この先どうやって仕事をして、生きていけばいいのかわからず。ただ、毎日自殺願望を抱いていた。結局、新たな仕事が見つかるまで1年近くもかかってしまいました。

 

おそらく病気の症状や置かれている環境や状況、そして元々生まれ持った性格なども関係してくるかとは思いますし、100人が100人そのような症状が出るというわけではありませんが、病気に纏わる様々な影響でこのような自殺願望が起こる人も珍しくないようです。

 

もし、そういった気になる症状の自覚がある場合はできるだけ早く診断を受けることをお勧めします。また、身近な信頼できる家族や友人などにもできるだけ打ち明けて相談に乗ってもらった方がいいかと思います。