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あなたが社会性不安障害(SAD)になったきっかけはなんですか?

 

私がこの病を知ったきっかけは、社会人になって間もないころでした。入社して開かれた、新人歓迎会。そこで新入社員がスピーチをすることになったのですが、私は出番が来る直前、緊張のあまり涙が止まらなくなってしまったのです。

 

なぜこんなことになったのか、自分でもよくわかりませんでした。結局、スピーチの本番が来ても涙は止まらず、泣きながらのスピーチとなりました。その後上司にメンタルやコミュニケーションの改善などを求められましたが、それでも体調が回復することはありませんでした。

 

会社に向かう電車の中で泣き出したり、時には仕事中に泣いたりもして。また、緊張や不安からか、1時間に1回はトイレに行きたくなるという症状もありました。もともと人前で話をすることに抵抗感はなく、むしろ得意な方だったのです。

 

それが一気に恐怖と緊張に変わり、パニック状態に陥った私は、心療内科でそれを相談しました。そこで、社会性不安障害(SAD)のことを知ったのです。自分でも関連書籍を読み、社会性不安障害(SAD)のことを調べてみました。

 

上司にも病気のことや今後のことを伝えたのですが、結局私は、退職することを決めました。その後は社会性不安障害(SAD)になったそもそものきっかけを考え続けました。私の学生時代や幼少期に何かのきっかけがあるのではないか。

 

しかし、直接のきっかけがなんだったのかは、今でもわかりません。もともと発症のきっかけがわかりにくい病ですから、今は治療することを考えるようにしています。