2015-03-31_215324社会性不安障害(SAD)と、社交不安障害。名前が似ていてややこしいですが、どちらも同じ症状を表す心因性の病です。

 

人前で何かをすること、知らない人と会話することなどに恐怖を感じ、発汗や震え、赤面などの症状が出てくるのが特徴です。比較的発症年齢が早いと言われており、10代や20代で発症することが多いです。

 

もともとは英語を直訳し、社会性不安障害(SAD)と呼ばれていましたが、社会不安という言葉にマイナスイメージが付きやすいことから、社交不安障害という言葉に変更されるようになったのです。

 

しかし、診察を受けるときには、社会性不安障害(SAD)と言われることもありますし、社交不安障害と呼ばれることもあります。名称の変更が義務化されたという訳ではないため、患者としては混乱するかもしれません。

 

しかし、どちらの名称にしても同じ疾患であるため、治療法は変わりません。最初は薬物療法に始まり、その後徐々に自分の苦手とするものに対して体を適応させる訓練をします。

 

どんな薬を使うのか、仕事を今のまま続けるか、転職するか。または離職して、症状が落ち着いたときに再就職をするか。それは個人の症状次第です。

 

ただ、社会性不安障害(SAD)や社交不安障害という名称があまり知られていないため、単なるあがり症だと周囲に誤解されることも多いです。

 

また、患者本人がそう思っていることも多く、症状を改善できずに悩んでいる方がたくさんいます。最近はインターネットなどで簡易チェックテストもありますから、もしも自分の症状が気になるようでしたら、こうしたチェックテストをやってみてください。