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恐怖と緊張。それは、社会性不安障害(SAD)の症状を引き起こす原因です。見知らぬ人と会話をするときに怖いと感じたり、大勢の人前で緊張を感じると、発汗やめまい、顔が赤くなるといった症状が出てくる。

 

これが、社会性不安障害(SAD)の特徴です。しかし、これまでは性格の問題だとして、適切な治療が行われませんでした。人前に出る恐怖や緊張も、ただ慣れていないだけで、場数を踏めば治る。精神を鍛えれば治る。そうした考え方を多くの人が持っていたのです。

 

社会性不安障害(SAD)の患者本人にも、そういった考えを持っている人はたくさんいました。しかし、いくら練習しても症状が治らず、周りから情けない。メンタルが弱いというレッテルを張られていたのです。

 

最近は社会性不安障害(SAD)という名称は知られてきたものの、恐怖や緊張が発生するのはあがり症なのか、社会性不安障害(SAD)によるものなのか。それは、専門医のカウンセリングを受けないとはっきりしません。

 

しかし、人前に出るときに感じる恐怖や緊張を幼少期から感じていたり、ある年代(主に10代後半~20代前半)から突然感じるようになったら、社会性不安障害(SAD)の可能性が高いです。

 

そんなときは、精神科・心療内科で診察を受けてください。重症化すれば仕事や家事、育児など日常生活にも影響を及ぼし、引きこもりに繋がってしまう恐れがあります。大切なことは、重症化する前に適切な診断を受け、治療を開始することです。